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教育ママのひとりごと

国内ボーディングスクールという選択肢

最近、息子をどんな風に育てて行くか考える中で、英語に寄せた教育環境を選ぶか、日本語のそれを選ぶか、、、いろいろと調べてみたので、いずれ読み返せるようまとめておこうと思います。

ボーディングスクールとは

・全寮制の学校
・英国が起源、欧州・米国・最近ではアジア圏にも
・学力だけでなく、礼儀・道徳・コミュニケーション能力・忍耐力などを養い、人間性を高める
・卒業生の多くは名門大学へ進学

日本国内のボーディングスクール

UWC ISAK Japan

所在地:長野県北佐久郡軽井沢町永倉5872−136
2014年に開校、日本初の全寮制インターナショナルハイスクールです。

個人的には、一番気になっている学校です。
生徒200名に対し、教職員70名。
本物のリーダーシップを育てる場です。世界各国から生徒が集まり、質の高い教育が提供されているのでしょう。
奨学金も充実していると聞いています。(HPにも載っています)

息子が高校生になる頃には、こういったスクールが何校か台頭してくるかもしれません。
是非、こういう場で学んでほしいなと思います。
今後も注目していきたい学校です。

入学試験の倍率等は公開されていないようです。

広島県立広島叡智学園中学校・高等学校

所在地:広島県豊田郡大崎上島町大串3137-2 
2019年4月に開校、初年度志願倍率は9倍

入学定員志願者数志願倍率
40人
(原則男子20人、女子20人)
375人
(男子175人、女子200人)
9.38倍

志願者の内、広島県内285人、県外87人、海外3人
公立の中高一貫校で全寮制、高校からは1/3が海外からの留学生

国際バカロレアディプロマプログラムを採用予定

公立ということで、学費が優しい。
授業料は中学校無償、高校では年間12万程度。寮費が年間約45万、諸経費20万程度とのことなので、中学校は年間70万くらい、高校で85万くらいでしょうか。
自宅近くの私立中高一貫に行くくらいなら、よっぽど良い選択肢・・・かも?

今後の進路状況や、ディプロマプログラムが導入されるかどうか注目です。

神石インターナショナルスクール

所在地:広島県神石郡神石高原町時安5020-77
2020年4月開校、日本で初の全寮制の小学校。全校生徒の内、日本語が母語でない生徒が50%程度の予定。
日英2カ国語で授業を行う。また国際人として活躍できるよう、礼儀や教養も養うことができる。

また広島です。広島すごいなあ。
小学校で全寮制。HPを見ると、広大な自然に囲まれた恵まれた環境。
ただ、広島遠いなあ。小学生のうちから離れ離れは切ないなあ。。。

Harrow International School APPI

所在地:岩手県八幡平市安比高原117−17
英国ハロウ・スクールの系列校、2022年8月開校予定
小学6年〜高校3年までの7学年制
各学年120〜140人(1クラス20人程度)半数が日本人、残りの半数は東アジア地域から募集
卒業後は国内外の大学の受験資格が得られる

以下プレスリリースから引用(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000043631.html

Harrow International School APPI校は、日本や海外の中学生や高校生にワールドクラスの寄宿教育を提供します。HIMSやロンドンのHarrow Schoolと連携し、将来の地域及び世界の指導者育成へ深く根差した取り組み、最高の教育及びパストラルケアを提供致します。
 Harrowの全学校が提供する優れた教育に加え、同校では、若者の個性をより成長させる専門分野を強化して参ります。その専門分野とは冬のスキーやスノーボード、夏の自転車・ゴルフ・テニスのようなスポーツ、STEAM教育(Science/科学、Technology/技術、Engineering/工学、Art/芸術、Mathematics/数学)、クリエイティブアート・舞台芸術です。
 IHRとHIMSは7~13年生(小学6年生~高校3年生)の男女学生を対象とした最先端キャンパスを設立し、Harrowの伝統に沿って、House Systemで運営され、他のアジアに設立されたHIMSのインターナショナルスクールで培った経験を活かし運営されます。

(引用ここまで)

かっこいいなあ〜〜。安比高原、我が家からはアクセス悪すぎるけど、、、。
それ以上に英国ボーディングスクールの系列なので、学費がとんでもなく高そうです。。

アジア諸国から約半数の生徒が集まるとのことで、英語意外に中国語を学ぶ機会が得られたりするんだろうか?
英語の他に中国語にも取り組みたいと思っているので、もしそうであれば尚魅力的。
注目です。

白馬インターナショナルスクール

所在地:長野県北安曇郡白馬村
全寮制の中高一貫校で、国際バカロレアディプロマプログラム導入、日本の一条校になる予定

まだあまり情報が公開されていません。
我が家からは軽井沢の次に近いので、これからの動向について要注目です。

ラグビースクールジャパン

2022年秋に開校予定。
所在地は東京都、但し大阪府と北海道に分校を予定しているとのこと。
中高一貫校、自宅からの通学も寮生活も可能。

東京・大阪・北海道は新幹線や飛行機で1本なので、結構ありかも。
ただ、情報が少なすぎるので今後に注目です。

今後ますます注目のボーディングスクール

現在2020年ですが、向こう2年程の間に全国でこれだけのボーディングスクール開校が予定されています。
現在1歳の息子が小学校や中学校に上がる頃には、さらに英語力が重要視され、国外で活躍するための素地を身に付けられるような教育環境への需要が高まっていると予想します。
そのため、こういったスクールはもう少し増え続けるのではないかなと思います。

広島叡智学園のような、公立の学校が東日本にもできると嬉しいのですが・・・。
(もしくは、大阪か福岡。)

現在、子供を小学生・中学生から海外留学させている家庭は
 超富裕層→欧米、AUS、NZなど
 富裕層 →東南アジア
ですが、ここに
 庶民  →国内公立 という選択肢が入ってきたら面白いです。

そして、個人的にはありがたい。

この記事の内容は、長い目で動向を注目して行くものになります。
随時アップデートしていきたいと思います。